忘れられないあの日

あの日、僕はいつも通り夜勤に向かった。
着くと、その夜のパートナーが来なければならない時間になっても
来ないので、「また寝坊かな?」なんて思っていたら、そいつは永遠に
来ることがなかった。
突然の病死から早一年。
一周忌に参加できなかったので、今日の命日、墓前へお参りしてきました。
立場的には彼が社員・僕はバイト。年齢は彼の方が全然下でした。
未成年のクセにしょっちゅう「飲みに行きましょう」だとか誘ってくれる、
甘えん坊のホントにかわいい奴でした。
今じゃ、その職場に飲み仲間すら居ないしなぁ・・・
そんなアイツのこと、全てが悲しみに包まれたあの日の夜勤のこと、
ずっと忘れることができません。
墓前に立つと、「コイツに笑われないようにまた頑張らなきゃ!」
と自然に思えました。
天国で親父さんと旨い酒飲めよ!!