新聞記事を読んでて思い出したので。
タイには家庭の事情で3度行ったことがあります。
暑いけど日本みたいにジメジメしていなくて、適度に「いいかげん」な
雰囲気がイイ感じで自分好み。
そして新旧・多文化入り混じった不思議な街の光景が何ともミステリアス。
もう事情がなくなってしまったので、なかなか行く機会はないと思うけれど、
また行きたいなぁ。
そう、一つだけ面白い話。
毎日午前8時と午後5時には街中で国歌が流れるんですけど、その国歌が
流れ始めると、歩いている人も働いている人も足を止め、王国を象徴する
写真や建造物などに身体を向けて直立不動で祈りを捧げるのです。
ほんと、その瞬間だけ時が止まっているかのようです。
そして国歌が終わると、何事もなかったかのように活動を始める。
3度の旅行で一度だけ街中でその光景に出くわしたことがあるのですが、
突然の出来事に一瞬驚きましたが、ガイドブックでの予備知識があったので
次の瞬間、理解することができ、興味深くその時間を過ごしました。
日本と違ってタイは王国ですからね。敬う気持ち、習慣が強いのかも
しれません。