少し前になりますが、朝日新聞3/22朝刊に表題の興味深い記事が
載っていました。

大気汚染の原因となるCO2の排出も他と比べて格段に少ない。

が導入され、段差が無くなり車イスのままでも乗車できるようになって
きている。

  • 結果、かつて日本中で活躍していた路面電車が見直され始め、各地で動き

が活発になってきている。
といったものである。
私は小さい頃から鉄道が好きで、しかしその頃は単純な憧れの対象で、
今となってはそれ以外に、「現代社会の諸問題の解決策の一つの手段と
なりうる乗り物の一つ」という視点でも関心を寄せています。
全世界的に地球環境問題が深刻さを増す中、「一家にクルマ数台所有」
も珍しくなくなった日本に暮らす我々には、一体何が出来るでしょう。
ここからはあくまで個人的な意見。
「贅沢」や「楽」はお金で買えますけど、破壊された地球環境はお金で
買えませんよね?
ちょっと極端かも知れませんが、そういう「意識」(以前、モーニング娘。
ミュージカル制作発表時につんくさんもおっしゃっていた言葉)が必要
なのではないかと。
もちろんそれに伴う「痛み」(不便・面倒・コスト等)は出てくると
簡単に予想できますが、「かけがえのない地球」の為にはかえられない
のではないでしょうか。
私たちは時々、こんなことを考えたいと思います。
「我々先進国の浪費・消費のために、何も浪費・消費しない後進国の人々が
苦しい思いをしている」
「私たちが死んでも、私たちの生まれてくるであろう子孫たちも、この
地球で暮らすのだ」と。
私も日々を反省したいと思います。
余談ですが、渋滞のイライラを交通誘導員や料金所の係員などにブツける
人がいますが、「あなたもその渋滞を構成した一人でしょ?」と笑って
やりたくなります。
交通戦争国・ニッポンで渋滞をヒトのせいにするくらいなら、クルマになんか
乗らないことですねw